Johann Friedrich Franz
Burgmuller
25 Leichte Etuden Op.100

ブルクミュラー25の練習曲
和声分析と奏法のアドバイス
きれいに楽しく弾くために




解説：六島礼子
編曲　山元智子

菊倍判／44頁

定価1,200円＋税

ISBN 978-4-88364-259-5

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序文

ヨハン・フリートリッヒ・フランツ・ブルクミュラー（Johann Fiedrich Franz Burgmuller)がドイツで誕生したのは1806年12月4日、日本では江戸幕府の第11代将軍徳川家斉の時代でした。

このブルクミュラー25の練習曲は、ほとんどの曲が4小節フレーズで構成され、長くても２ページという小品です。各曲にタイトルがついているのでイメージが作りやすく、美しいメロディーのフレージングやハーモニー、音楽の作り方を学ぶのに適した教本です。
音符を追いかけて指を動かすだけでなく、そのフレーズがどういう意味を持つのか、イントネーションをどう作るか、「表現すること」をぜひこの小品集で学んでいただきたいと思います。

当書は、ピアノを学習している子どもたちだけでなく、大人になってピアノを始めた方にも楽しんで学んでいただけるよう、楽譜の読み方や意味などを曲ごとにわかりやすく表示してあります。また、曲の構成や調性も感じて演奏できるよう、調や形式、和音の変化を楽譜中に表示し、どう弾くのかのアドバイスも解説しました。
和声分析については、違った見解もあるかもしれませんが、曲の動きを知るための一例としてご覧いただければ幸いです。また、大人の学習者も覚えやすいようにコードも同時に書いてありますので、参考にしていただければと思います。

本書につづく

もくじ

序文

素直な心
アラベスク
牧歌
子どもの集会
無邪気
進歩
清い流れ
優美
狩
やさしい花
せきれい
さようなら
なぐさめ
スティリアの女
バラード
小さな嘆き
おしゃべり
心配
アベ　マリア
タランテラ
天使の声
舟歌
帰途（かえりみち）
つばめ
貴婦人の乗馬

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