歌うイタリア語ハンドブック

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歌うイタリア語ハンドブック

歌唱イタリア語の発音と名曲選

森田 学 著 B5判 256ページ 定価(本体1900円+税)

ISBN 978-4-88364-209-0

 

 本書は、実際の舞台上における発音の現状をふまえ、イタリア語の正しい発音を、図版つきで具体的かつ詳細に解説したものです。これ一冊でイタリア文化に対する理解がいっそう深まるでしょう。初心者から上級者まで、イタリア語の歌に興味のあるすべての方におすすめの一冊です。

もくじ

第1部 イタリア語のスペルと発音

 第1章 イタリア語の発音 初級編
 第2章 イタリア語の発音 中級編
 第3章 イタリア語の発音 上級編
 第4章 スペルと発音の関係(まとめ)


第2部 歌唱イタリア語の現在〜歌って伝える表現のために〜

 第5章 歌唱イタリア語の発音としくみ  
        歌唱イタリア語の発音 歌唱イタリア語のしくみ
 第6章 歌唱イタリア語のヒントとテクニック
        「伝達のレベル」から「表現のレベル」へ


第3部 イタリア語をめぐって


 第7章 イタリア語はこんな言葉
 第8章 イタリア語の音楽用語
 第9章 イタリア語の歴史


第4部 イタリア語の声楽曲・合唱曲 名曲選

 第10章 イタリア語の声楽曲・合唱曲 名曲選

 カッチーニ  「アマリッリ」
 マレンツィオ  「西風が吹くと」「されど悲しきかな」
 モンテヴェルディ  オペラ『マリアンナ』より「私を死なせて」
 スカルラッティ  「すみれ」「私は心に感じる」
 ヘンデル  オペラ『リナルド』より「私を泣かせてください」 オペラ『イル・セルセ』より「樹木の陰で」
 グルック  オペラ『オルフェーオとエウリディーチェ』より「エウリディーチェなしで何をしよう」 
       オペラ『パーリデとエーレナ』より「ああ私のやさしい情熱が」
 マルティーニ  「愛の歓びは」
 モーツァルト  オペラ『フィガロの結婚』より「お前はもう飛ばないだろう」「恋とは何かご存知の」 
 ロッシーニ  オペラ『セビーリャの理髪師』より「今の声が」「中傷とは」
 ベッリーニ  「優雅な月よ」
 ドニゼッティ  オペラ『愛の妙薬』より「人目を忍ぶ涙」
 ヴェルディ  オペラ『ナブッコ』より「行け、思いよ」 
        オペラ『ラ・トラヴィアータ』より「乾杯の歌」「プロヴァンスの海と大地」
 プッチーニ  オペラ『蝶々夫人』より「ある日私たちは見ることになるのよ(ある晴れた日に)」 
        オペラ『トスカ』より「歌に生き、恋に生き」
        オペラ『ジャンニ・スキッキ』より「私のだいじなお父さん」 
        オペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」 
トスティ  「最後の歌」「僕の太陽(オ・ソーレ・ミーオ)」「つれない女(ひと)(カタリ・カタリ)」

参考文献

あとがき



はじめに

歌うイタリア語の現状

 イタリア語の歌といえば、オペラ・アリアやカンツォーネがすぐに頭に浮かぶのではないでしょうか。オペラ・アリアはクラシックの声楽曲のなかで花形的存在だと言えます。イタリア・オペラは劇場やホールでの催しに頻繁に顔を見せています。美しい旋律や華々しい声で世界を魅了し続けているイタリアの歌ではありますが、その魅力の秘密はどこにあるのでしょうか?
 イタリア語に限らず声楽曲では「ことば」が重要です。イタリアの声楽曲ではフランスやドイツなどの声楽曲に勝るとも劣らぬほど「ことば」が大切にされています。そして「ことばと音楽の関係」がイタリア語の曲の大きな魅力となっているのです。
 近年、イタリア語の歌が日本でも広く歌われるようになりましたが、発音で困っている人は意外に多いようです。例えば、「"casa"の"s"は濁るのか濁らないのか」といった疑問を明快に説明した教本はなかなかありません。また、音楽の世界の中でも、外でも、イタリア語はドイツ語などのように難しい原語構造を持っていないと思われがちです。ですから、イタリア語は一部の専門的な分野を除いて「比較的簡単な言語」、「あまり研究対象とならない言語」、「例外が多く規則性に欠ける言語」といったレッテルを貼られてきました。「文法構造がしっかりしていない」と思われているイタリア語では、発音も流動的に「こんな感じ」的に行われることも多いのではないでしょうか。


続きは本誌をご覧ください。

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