高松国際ピアノコンクール

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 2006 年に創設された比較的新しい国際ピアノコンクールで、4 年に一度、3 月に開催されている。日本人の応募・参加も多いが、前回2018 年大会で、古海行子が日本人として初めての優勝を飾ったのは記憶に新しい。第1回から、後にリーズ国際ピアノコンクールで優勝するソフヤ・グルヤク、クリーブランド国際ピアノコンクールで優勝するスタニスラフ・クリステンコらが入賞し、第3 回にはジュネーブ国際音楽コンクール、フェルチオ・ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝のムン・ジヨンが優勝している。課題は、モーツァルトの変奏曲が指定されるなど独自色も見られるが、バッハ平均律・古典ソナタ・エチュード・現代作品・室内楽など普遍的な学習を非常に重視したものとなっている。特に、第3 次の室内楽は、ロマン派の重厚なピアノ四重奏曲を、国内の第一線で活躍する弦楽奏者と共演できる貴重な機会となっている。

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