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東京音楽コンクールは、2003年にピアノ・弦・木管・金管・声楽の5部門で開始し、以後、3~4部門を毎年行うが、開催部門は年ごとに未だやや不規則だはある。6月末~7月に第1次予選、8月後半に第2次予選と本選が行われる。東京文化会館が主催に名を連ね、会場を提供している。
このコンクールの特徴は、何と言っても、在京オーケストラとのコンチェルトの共演や東京文化会館での様々な演奏会など、入賞者に演奏のチャンスが数多く与えられることにあり若い音楽家にとっては何よりの褒賞となっている。また、各部門の審査員のほか、指揮者・作曲家・プロデューサー等が各部門共通の審査員として名を連ね、各部門の専門技能とは別の観点から加わることも特筆とされている。2015年より大幅に改訂され、参加者・審査員共に国際的に窓を開いたことは記憶に新しい。
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