仙台国際音楽コンクール

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 2001年に始まり、3 年に一度開催される「仙台国際音楽コンクール」はヴァイオリンとピアノの2つの楽器で行われる。世界でも珍しい「協奏曲」に主眼を置いたコンクールであり、毎回、豊富なコンチェルト演奏が経験できるという特徴を持つ。直近の第7 回(2019 年)も、ピアノ部門では、セミファイナルでベートーヴェン3番または4 番、ファイナルでモーツァルトとその他の作曲家による大きな協奏曲の2曲、計3曲の準備が必要とされ、ヴァイオリン部門では協奏曲のほかに「コンサートマスターとしての演奏」が求められた。常にソリスト及びアンサンブル奏者としての高い能力が要求される工夫を凝らした課題が出題される。入賞者は、ピアノ部門では、第1回に早くもユジャ・ワンの名前が見られるほか、ヴァディム・ホロデンコ、ソヌ・イェゴンという2人のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝者を、ヴァイオリン部門からは、エリザベート王妃国際音楽コンクールの優勝者アンドレイ・バラーノフらを輩出し、ピアノ部門の津田裕也・佐藤彦大、ヴァイオリン部門の松山冴花・成田達輝ら、日本の演奏家の健闘も目立つ。

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