ヤマハ「I’m a HERO Program」

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「楽器を持てば、ヒーローになる。」
音楽の力で差別や偏見に対峙したコロンビアの子どもたちーヤマハ「I’m a HERO Program」

格差、貧困、差別、偏見といった「見えない壁」が存在する困難な環境に生きる子どもたちに、音楽が未来を拓く一つの選択肢になることを提示したいという想いから、昨年3月にヤマハがスタートさせたプログラムがあります。
憧れの大舞台での演奏というチャレンジを通じて、子どもたち自らの力で逆境に挑戦し乗り越えていくまでを支援する「I’m a HERO Program」です。

プログラムに参加したのは、コロンビア・メデジン市のスラム地域で暮らす26名の子どもたち。音楽に憧れはあるものの、楽器は未経験、あるいは演奏経験はリコーダーだけといった彼らに、ヤマハの新しい管楽器「Venova」(ヴェノーヴァ)が手渡されるところからプログラムはスタートしました。
約半年にわたった練習は、スラム街で暮らす彼らにとって容易なものではなく、物理的な障壁や大きな苦労が伴いました。ですが、最後はそれぞれの家族、メンバーが互いに支え合い、日々熱心に練習に取り組みました。

PressRelease10.jpg練習に取り組むルイディソンくんと見守る家族

そして子どもたちは、2018年9 月30 日 、地元のプロサッカークラブチーム「アトレティコ・ナシオナル」の試合が行われるフィールドに立ち、大観衆の前でコロンビア国歌の演奏を披露。高いサッカー人気で知られるコロンビアにおいて、地元チームの選手は人々の憧れの存在。そんな選手たちと手をつないでフィールドに入場し、大観衆の前で堂々たる演奏を披露した彼らはまさに「ヒーロー」の象徴となりました。

PressRelease11.jpg国歌演奏の様子

先日ヤマハから、この小さな「ヒーロー」たちの軌跡を描いたドキュメンタリーフィルムが公開されています。音楽の力の可能性を感じることができるフィルムになっています。ぜひご覧ください。

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