【東京都高校野球観戦レポート】】日本学園×早実。清宮が通算72号となる3ランホームラン。早実がセンバツへ向けて好発進

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【東京都高校野球観戦レポート】】日本学園×早実。清宮が通算72号となる3ランホームラン。早実がセンバツへ向けて好発進

10月12日(水)に行われた東京都高校野球秋季大会2次予選の1回戦、早実vs日本学園。順延となった日とはうってかわって、この日のダイワスタジアム八王子は空も澄みきる快晴。注目の1戦がプレイボールした。 1回の表、早くもこの男が登場する。清宮幸太郎だ。2次予選の初戦の第一打席を迎えた清宮。彼の不気味さは「振らない」ことにある。決して悪い球いには手を出さない。確率の高いボールにピントを合わせていく集中力は、やはり非凡なものを感じざるをえない。清宮の第一打席は結局ノースイングで出塁。その後、後続が倒れこの回は無得点に終わるも、2回表に試合は動く。 [caption id="attachment_1594" align="alignnone" width="3456"]img_0189 清宮幸太郎(早実・2年)[/caption] 連続四球と送りバントで1アウト2-3塁の場面、打席にはピッチャーの服部(2年)。打った打球は左前に飛んでいき、自身を助ける2点タイムリーで先制。その後相手の守備の乱れも絡みこの回一挙5点。早実が試合の流れを持っていく。 対する日本学園もその裏にチャンスを作る。先頭4番井上(2年)が右中間を破るツーベースで出塁すると、6番古井(2年)の安打と7番髙井の四球で1アウト満塁に。しかし8番小橋川が一ゴロホームゲッツーに倒れこの回無得点。 そしてスタンドの注目は一気に彼に集まる。4回表、清宮の第三打席。1アウト2-3塁の場面だった。打った打球は綺麗な放物線を描きライトスタンドへ。高校通算72号となる3ランホームランで追加点を挙げる。 [caption id="attachment_1595" align="alignnone" width="3456"]img_0201 4番の野村(1年)とハイタッチをする清宮[/caption] 対する日本学園もその裏、4番井上がショート頭上ギリギリを超えるヒットでまたもチャンスメイクする。その後盗塁と遊ゴロの間に三塁まで進塁すると、6番古井の意地のピッチャーを強襲する内野安打で1点を返す。 [caption id="attachment_1596" align="alignnone" width="3456"]img_0215 この試合全打席出塁の4番井上(2年)[/caption] [caption id="attachment_1597" align="alignnone" width="3456"]img_0337 好リリーフをみせた山口(2年)[/caption] また、5回から登板した日本学園のリリーフ山口が好投し、早実打線の勢いを止める。この山口の好リリーフをきっかけに反撃に転じたいところだったが、得点を重ねることができず、10-1で早実が初戦をものにした。 日本学園は内野ゴロでアウトを獲る数が多く、特に遊撃手溝口(2年)はスローイングも含め安定した守備力を見せていた。来春までピッチャーを含めた守備力のさらなる向上が見られれば、敗北はしたののおもしろいチームになってくるのではという印象。
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