【東京都高校野球試合レポート】東亜×城東。東東京地区実力校同士の好カードは城東が制す
秋季東京都予選1回戦、早くも東東京勢2チームの好カードが激突することとなった。東亜学園と都立城東だ。東亜学園は今年の夏は準優勝、一方城東もベスト4まで勝ち進んでいる。申し分のない実力校同士の対決となった。 試合の流れを先に掴んだのは東亜学園だった。1回、先頭の佐藤(2年)がいきなり右中間ツーベースで出塁すると、2番御代川(2年)がランナーを三塁をすすめる送りバント、そして3番橋本(1年)が打った三ゴロで三塁走者の佐藤が一気にホームへ。あと一瞬判断が遅れていれば間に合わなかったであろうタイミングで生還し、東亜が1点を先制。その後5回までに4点を加え、4-1と試合をリードする展開に。流れは完全に東亜ペースであった。 東亜先発の藤下(2年)は、小柄ながらもキレのある直球を投げ込める投手。スタンドから見ていた感じだが、ストレートは初速と終速が変わらない球質であろう。打席にたつと見た目以上にストレートは速く感じると思う。その藤下はランナーを背負いながらも要所を閉めたピッチングで城東打線を5回まで1点に封じる。 [caption id="attachment_1566" align="alignnone" width="800"]

