楽器の事典ヴァイオリン 2章 オールド・ヴァイオリンの名器 20 ヒエロニムス2世

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ヒエロニムスニ世

 ヒエロニムス(ジロラモ)2世は、二コロの3番目の弟子で、一族の伝統を引き継いだただ1人の者である。彼は1649年2月26日にクレモナで生まれ、1678年に、アンジェラ・カレットーニと結婚し、2人の女の子と一人の男の子をもうけた。その男の子は祖父にならって二コロと名付けられた。(二コロはのちにボローニャで修道僧となり、アマチュアのヴァイオリン製作者でもあった。)
 レネ・ヴァンヌは、二コロのヴァイオリンを「興味奇持つに足る」と称している。ラベルでは彼は自分のことを“DNICOLAUS AMATI”とし、アマティ一族の祝福されたメンバーにはふれなかった。


楽器の事典ヴァイオリン 1995年12月20日発行 無断転載禁止



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