詳解 オペラ名作217 野崎正俊 より
コラム
楽劇
ワーグナーによって創始された様式、 およびその継承者たちの作品を指す。オペラを構成する諸要素を融合させ、劇の一貫した流れを阻害しないように無限旋律を導入し、さらにライトモティーフの使用によって物語の展開をより明確にするという理念による。ワーグナーの作品では「トリスタンとイゾルデ」以降の作品に対してこの名称が与 えられている。
R・シュトラウスにも楽劇とされるオペラがある。
R・シュトラウスにも楽劇とされるオペラがある。