
編集部伊藤の珍部黙示録 第11回 中央大学杉並高等学校 思考ゲーム研究会「ゲームは人生の縮図」
今回で11回目を数える珍部黙示録。訪れさせていただいたのは中央大学杉並高校。偏差値70を超えるトップ校だ。そんな頭の切れる生徒たちが集まるこの学校に、「思考ゲーム研究会」という部活動が存在する。 ある日、編集部に届いた1通のメール。「私たちの『思考ゲーム研究会』を取り上げてほしい」と取材の申し込みが届いた。珍しい部活を探している我々としては見過ごせないメール! ふたつ返事で取材にうかがわせてもらった。「思考ゲーム」とは?
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さまざまな思考ゲーム、そして強化指定の「カルカソンヌ」
このクラブでは、約30種類ものゲームを研究している。もちろんどれも頭を使うものばかりだが、高校生であれば十分プレイ可能だ。「人狼」、「カタンの開拓者たち」など、有名なゲームはもちろん、「枯山水」のようなマニアックなゲームまでプレイする。 その中でも「カルカソンヌ」というゲームをこのクラブでは強化指定ゲームにしている。 (ルールが気になる人は以下の動画で解説されています) https://youtu.be/n8-DScwJcko 簡単に言ってしまえば、絵の模様をつなぎ合わせて得点を競うゲームだ。 このゲームこそが「真剣勝負」のゲームだ。もちろん他のゲームがそうでないというわけではないが、