野球部を行く!第2回大泉高等学校野球部
さてさて、しばらく時間が空いてしまいましたが、お待たせしました! 「野球部を行く!」の第2回です。今回は大泉高等学校を紹介いたします。この秋の大会は連合チームで出場
大泉高等学校の野球部員は、現在マネ含め5人しかいない。この秋(平成28年度)の大会は、都立武蔵、大島海洋国際と連合チームを組んで出場する。限られた時間で練習試合や合同練習を行ってきた。また、連合チームといえどレギュラー争いもあり、緊張感をもったチームができあがってきたという。 「まずやらなければいけないことを整理しようということで、3つのコンセプトを掲げました。 ①全力疾走 ②コミュニケーション ③積極性 この3つだけはしっかりしようと選手たちと決め、取り組んでいます」 と、監督の齋藤恭兵先生。新潟の新発田南校、日本体育大学と進み、内野手を務めた。現在28歳と非常に若い監督だ。
唯一の上級生として
走者をつけたバッティング練習の場面、キャプテンの板垣くんは、つねに走者の動きに気を配る。 「今の走塁の狙いは?」「この打球だったら3塁までいけるよ」 気になるところがあれば自身のバッティング練習を中断してでも指摘・コミュニケーションをとる。 こういった姿勢はチームの走塁の意識を高めるだけでなく、「自分たちはこう考えて野球をしている」という考えの整理にも繋がるのだろうという印象を受けた。少人数だからこそ、これからも「意味のある声だし」を意識して取り組んでもらいたい。 [caption id="attachment_995" align="alignnone" width="800"]
主将の板垣くん(2年)[/caption] また、板垣くん以外は1年生のため、唯一の上級生となっている。 「やはりチームを引っ張っていかなければというプレッシャーはあります」と板垣くん。 しかし、彼がチームのキーであることは間違いない。これまでの合同チームでの練習試合では4番を打ってきた。監督からも「真面目な男」と評される彼が、この秋の大会でどのような活躍をみせるか注目したい。







