編集部伊藤の野球部を行く! 第1回大島海洋国際高等学校
こんにちは! 編集部の伊藤です。さて、実はわたくし、中高の部活動は野球部に所属しておりまして「野球の連載だったらちょっと専門的にできそうだな〜」とぼんやりと前々から考えておりました。これは何事にもそうですが、思うだけでは何も進みません。行動を起こすことが大事。ということで、おなじみ(?)の「珍部黙示録」と同じく、「編集部伊藤の野球部を行く!」も開始したいと思います! 第1回は大島海洋国際高等学校(略して海国)です。 親元を離れ、寮生活を行う生徒も多いこの学校。選手のみんなはどのような思いで野球に打ち込んでいるのでしょうか? [caption id="attachment_452" align="alignnone" width="700"]
とにかく食べろ! 目標数値を食べられなければ練習に参加できないかも?
取材に訪れたのは3月半ば。ちょうど冬が終わりを告げる頃ですが、一冬越えるだけで高校球児たちはとんでもない成長をするもの。裏を返せば、選手たちの冬の過ごし方はめちゃくちゃ大事だとも言えますよね。 その大事な冬を、海国の選手たちは「スイングスピードを上げる」ために体重のアップを図ってきました。 監督の増子良太先生はこう話します。 「野球においてスイングスピードに関わる指標は、筋力だけでなく体重にも大きな関わりがあることが最近わかってきました。秋の時点でのチームの課題として長打が不足していたことがあり、それをなんとか解決しようと選手に意識させて食べることをこの冬は取り組ませています。『食べられなかったら練習こなくていいから』とちょっと厳しいことも言いました(笑)」 ①食事量管理 ②体重測定記録管理票 ③MAX測定記録管理票 これがこの冬取り組んできた選手の管理表です(クリックすると見れるよ!)。 ①は食事量の管理表です。 1食毎に何キロカロリー摂取しているか細かく記録していますね。ちなみにこれは身長などからひとりひとりの目標数値をきちんと出して取り組んでいます。 体重を増やすための必要摂取カロリーは4000キロカロリーを超えてくるんですね……。自分が野球してた頃はご飯何杯でもいけた気もしますが、これを毎日続けるのは結構大変そう。だけど、これも野球が上手くなるため、そして勝つため。これは「こなさなければいけないメニュー」なのです! あと、除脂肪体重という聞きなれない言葉がありますね。 これは体重から脂肪を抜いた体重のことを言います。体重を増やすといっても脂肪だけついたダルンダルンの体ではアスリート体型とはいえません。まあ、厳しい練習を積めば自然と脂肪も燃焼されると思いますが……(笑)。つまり除脂肪体重は高ければ高いほど筋力も一緒についてきた証拠となりますね。このように海国の選手はバランスの良い体型を目指して食事メニューに取り組んでいます。 ②は体重管理表。この表の中村くん(中堅手)は夏から体重が8キログラムもアップしていますね。これなら打球の飛距離やスピードもだいぶ違いが感じられるようになっていることでしょう! ③は筋力値の管理表。自分の筋力がどれぐらいアップしているのかをグラフで表していて、非常にわかりやすいです。 [caption id="attachment_450" align="alignnone" width="700"]
大島の魅力とは? そして部員は大・大・大募集!
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冬の成長を見せた春季大会ブロック予選

【大島海洋国際高等学校のアピールポイント】 強気!!

