編集部伊藤の珍部黙示録9回関東国際高等学校馬術部

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編集部伊藤の珍部黙示録9回関東国際高等学校馬術部

夏休み!自分も会社の夏休みです。自分、出身が山形なのですが、帰省の新幹線の中でこれを執筆しています。帰ったら何食べよ〜。山形はいろいろと美味しいものが多いので、ぜひみなさんも一度山形に来てみてください。果物、ラーメン、肉、だだちゃ豆......美味しいものが待ってますから! さてさて、今回の取材では、千葉の勝浦まで遠征してきました!といっても東京の高校です。今回取材した関東国際高等学校はちょっとおもしろくて、馬術部が強化指定クラブに指定されていて、そして勝浦に「ブルーベリーヒル勝浦」という一般の人にも開放している大きなホテルを持っているという.....。 その勝浦のホテルの広ーい敷地で合宿しているということで訪れさせていただきました!

ブルーベリーヒル勝浦に到着!

自宅から千葉県のJR上総興津駅まで電車で約3時間半......。長旅でしたがやっとつきました! IMG_3424 超良い天気! まさに夏本番って感じですね。駅の淡いブルーの感じもいい感じです。 ここから車で約10分、ブルベリーヒル勝浦に到着です。 DSC_6288 庭から海が見えました! 風邪が気持ちいぜ〜。風は写真に写らないのが残念です。 ここでゆっくり休みをとりたいところですが、仕事なんでそうもいきませんね。早速取材開始です!

”30分”をいかに濃くするか

今回取材に応じてくれたのは、部長の飯田和樹くんです。10歳から馬術を始めたそうです。 [caption id="attachment_962" align="alignnone" width="800"]DSC_6384 飯田和樹くん。10歳から馬術をはじめ、関東国際高等学校馬術部の部長をつとめる[/caption] 馬術部っていったいどんな練習をしているんでしょうね? 馬術の中にも3種類があり、演技の正確さや美しさを競う《馬場馬術》、コース上に設置された障害物を飛越しながらミスなく早く走行する《障害馬術》、馬場と障害の2種目にダイナミックなクロスカントリー走行を加えた3種目を同じ人馬で戦い抜く《総合馬術競技》のがあります(引用:https://www.equitation-japan.com/rules_01.html)今回は飛んだり跳ねたりする障害馬術の練習を拝見させていただきました。 DSC_6437 関東国際高校では、ひとりの練習時間は30分と決まっています。 というのも、馬も生き物です。ずーっと走りっぱなしというわけにもいかないですよね。馬のエネルギー消耗のことを考えると、やはり30分が限度なのだそうです。 ということは! この30分を”いかに濃くするか”が大事になってくるわけですね。飯田くんも「30分の間に何をどう取り組むか、整理して練習に臨んでいます」とのことでした。 実は本番の試合で使う馬は、普段の練習で乗っている馬には乗れません。大会主催が用意した馬に乗って、みんな平等な条件のもと試合に臨むことになります。 「大会では本番の前に3分間の練習時間が用意されます。逆に言えば3分の間でいろいろなことを把握しなければいけない。馬の性格、元気な馬なのか、臆病な馬なのか......。あとは自分に馬を慣れさせる。普段の30分の練習のように短い時間を有効に使うという意識は、大会でのこういったことにも活きてくるんです」と顧問の志村先生は話します。 今回飯田くんが乗っている馬、実はちょっと臆病なところがあって、練習の序盤では障害物を目にすると、ピタっと止まってしまう傾向がありました。それを練習の中で少しずつ馬に慣れさせて最後はこの通り! DSC_6448 キレイにジャンプできましたね!

馬の世話も部員の仕事!

DSC_6306 最後練習が終わると、部員で馬の世話をします。馬も汗はかきますからね。きちんと洗ってあげないとね。冷たい水を浴びてとっても気持ちよさそうです?(※上の写真は係員の方です) [caption id="attachment_970" align="alignnone" width="800"]DSC_6520 水を飲ませているところ[/caption] あと、こんなのも見せてもらいました。 DSC_6318 このバケツ一杯分が、一回の食事量だそうです! やっぱりけっこう食べますね!人間の食事量なんて可愛いもんです。 こんなふうに練習以外でも、馬といろいろな形で関わり合えるのが、馬術部の魅力ではないでしょうか? ずーっと馬と接していると、馬の気持ちもちょっとずつわかるようになるみたいですよ! 最後に馬術の魅力を伺いました。 DSC_6561 これは馬への感謝を含めた言葉です。人間だけではできない競技として、また馬がいるからこそ生まれる信頼関係......、そういったすべてが馬術の魅力とのことでした。 今回の珍部黙示録、勝浦まで遠かったのですが、いつもとは違う雰囲気で大変楽しい取材でした! 次は記念すべき10回目ですね〜。てか世の中にはあといくつ珍しい部活があるんだろう? いつも通り部活動の取材依頼も受け付けておりますので、ドシドシご応募くださいね! thebukatsu@chopin.co.jp おまけの写真集とともに今回はサヨナラです〜。 [caption id="attachment_976" align="alignnone" width="800"]DSC_6524 馬の靴の馬蹄(ばてい)[/caption] [caption id="attachment_977" align="alignnone" width="800"]DSC_6361 パワーのある馬は人間の胸以上の高さを跳びます![/caption] [caption id="attachment_979" align="alignnone" width="800"]DSC_6533 馬の歯[/caption]
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