アマティ兄弟のヴァイオリン
アマティ兄弟はその優雅な楽器の甘美な音色を最後まで愛し続けた。それらの楽器は、その音色の甘美さの故に、大編成のオーケストラよりも、むしろ室内楽の演奏にふさわしいといえる。
多くの祝福されたヴァイオリン製作者たちの中でも、ストラディヴァリとマントゥーアのピエトロ(ガルネリ)の2人は特にアマティ兄弟の作ったヴァイオリンのソプラノの音色を賞讃した。
楽器の事典ヴァイオリン 1995年12月20日発行 無断転載禁止
▶︎▶︎▶︎2章 11 ニコロ・アマティ
▷▷▷楽器の事典ヴァイオリン 目次