2020/06/26 楽器の事典ピアノ LINEで送る Tweet ピアノの先祖と言われている楽器 モノコード 古代ギリシャのピタゴラスがB.C.500年頃に、音響学的な実験を試みて、これを数学的に解明して耳に心地よいインターバルを発見したことと伝えられている。1本の減の楽器である。彼はこのアイディアを天文学にも適応して―ーすべての惑星はその運行の速度によって一定の音を持っており、それぞれの惑星の生み出す音によって音階が作られ、天体は音楽を持つものである。―ーという難解な理論を作り出した。これに基づいてホルストが有名な“惑星”組響を作曲している。 モノコードは、2個の動く音階が作るものであったが、後にトランペットやオルガンの調律に使われ、さらに、これを多数集めて一体としてクラビコードが作り出されました。つまりピアノの遠い元祖と考えられるのである。改訂 楽器の事典ピアノ 平成2年1月30日発行 無断転載禁止▶︎▶︎▶︎▷▷▷楽器の事典ピアノ 目次 LINEで送る Tweet