編集部伊藤が選ぶ、東京都高校野球秋季大会ベストナイン！
秋季大会は早実の11年ぶりの優勝で幕を閉じましたね〜。2次予選からはほぼ毎日試合を見続けました。見れなかったチーム・選手もあるのですが、見れた選手の中からベストナインを選んでみたいと思います。 投手 松澤海渡（帝京）
ピッチャーは帝京の松澤。ピッチャーって闘志バリバリの本格派タイプもいれば、クレバーなピッチャーもいる。でもこの松澤を見てるとなんだか不思議な気分になるんですよね。おそらくクレバーなタイプなんだろうけど、それだけじゃない、何かまだ力を隠しているような雰囲気、そこに恐ろしさを感じます。力を抜いたフォームからコントロールよく低めに集める投球術、1次予選足立学園戦のノーヒットノーランははまさに圧巻の投球でした。試合を作る能力はまさに一級品でしょう。まだ1年生、球質がどのように成長するかにも期待です！ 捕手 石?康太（関東第一） 
捕手は関東第一の石?。彼も1年なので、帝京の松澤と合わせて1年生バッテリーとなりました。彼の良さは肩の強さはもちろん、あと勝負強さですね。東海大菅生戦で見たのですが、得点圏できっちり仕事ができる、チームで一番期待が持てるバッターでした。打席の内容・印象、そして肩の強さからの選出です。 一塁手 清宮幸太郎（早稲田実業） 
一塁は正直結構悩みました！ 日大三の金成の決勝で見せた勝負強さ、そしてパワー。もちろん彼も東京都で最強クラスの打者であることには間違いない。しかし、清宮も負けてない。2次予選通算3本塁打、そしてキャプテンシーですね。仲間を励ます姿や、ベンチ前での声だし、いろいろなところで存在感を放っていました。実力は言わずともおわかりでしょう！ 決勝戦の打席内容も成長の糧としてくれるはずです！ 俺はやっぱり清宮が好きだ！ 二塁手 小玉佳吾（東海大菅生） 
二塁手は菅生の小玉。遊撃を守備型の選手で選んだので、二塁はバッティングのいい小玉で。彼はピッチャーとしての能力も高く、球威のある球を放れる投手でもあります。バッティングでは菅生のトップバッターとしてチームを引っ張りました。総合的に能力の高い選手。二塁手で180cmあるのは魅力。 三塁手 井上大成（日大三） 
三塁手も本当に悩みました......。帝京の金村の闘志むき出しのスタイルも好きなのですが（特に三塁手だし）、やはり彼は外せませんでした。日大三の核弾頭、井上大成。トップバッターに彼がいるのは非常に怖いです。シュアなバッティングはほんと惚れぼれしますね。これで長打も期待できるという個人的に理想のトップバッターです。 遊撃手 永野志弥（二松学舎大附） （※大変申し訳ないのですが、写真が見つかりませんでした！ ） ショートは守備のいい二松学舎大附属の永野。彼の良さはめちゃくちゃ安定した守備力。スローイングも含め、ほんといいショートです。帝京戦ではいくつ捌いたんだろうってくらい彼の守備が光ってました。こういう選手がひとりでもいるとグッと内野の安定感がでますよね。守備的に外せないひとりということで選出です。 左翼手 夏伐京平（国士舘） 
レフトは国士舘の夏伐。もう彼の魅力は足・足・足！！！。地面を蹴る躍動感が違いますね。多分50mは6秒ちょっとか、もしかしたら切っているんじゃないかな？ってくらい速いです。ずば抜けて印象に残った外野手なので選出。 中堅手 松井惇（東海大菅生） 
中堅は菅生の松井。彼は身体能力が高そうな感じしますね。なんか菅生って彼のような運動神経・身体能力の良い選手が多い気がするのは気のせいでしょうか？ 普段はセンターを守っているようですが、終盤でセカンドに入った試合も秋の大会ではありました。バッティングも綺麗にライナーを打ち返すし、さすがは菅生の3番張っているだけあります。こういう中距離打者が個人的に好きなので選出です。 右翼手 永井敦士（二松学舎大附属） 
最後は二松学舎の永井。二松学舎不動の4番ですね。1年秋から4番を打つだけあって、やはり打席での風格は見事。このぐらい威圧感を出せるバッターもなかなかいないでしょう。太ももはパンパンに張っていて、普段厳しい鍛錬を積んでいるのがわかります。外野にひとりは長距離打者が欲しいということで選出！ 以上となります。正直かなり個人的な好みでの選出、しかも見れなかった選手もたくさんいるので、異論もあると思います。みなさんのオススメ選手なんかも教えていただけると嬉しいです。そして、東京の高校球児たちのさらなる活躍をここに期待します！
