誰でもわかるスポーツ栄養学 第1回 強くなるために、体に良いものを食べよう

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第1回 強くなるために、体に良いものを食べよう

「今日は相当頑張ったぞ!」と部活で一生懸命練習した時。頑張った自分へのご褒美に、そのまま自動販売機に走り、甘くて冷たいジュースを一気飲み......。そんなもったいないことをしている人はいませんか?

練習後の体は、カラカラのスポンジのような状態!

冷たさや、あの炭酸のピリピリ感がやみつきになってしまっている人もいると思います。でも頑張った後の体の細胞は、カラカラの状態。例えるなら乾いたスポンジのようになっていて、水分をどんどん吸収しようとします。だからがんばった時こそ、体に良いものを飲むことが良い細胞を作り、強くなる、うまくなることにつながるのです。 [caption id="attachment_407" align="alignnone" width="700"]出典:https://pixabay.com 出典:https://pixabay.com[/caption]

おすすめは100%ジュースや牛乳、豆乳

そんな部活の後におすすめなドリンクは、100%ジュースや牛乳、豆乳など。水分はもちろんのこと、体に必要な栄養素も補給できます。100%ジュースはコンディションを良好に保つために必要なビタミンCを、牛乳は骨を丈夫にするカルシウムを、豆乳は植物性たんぱく質を摂取できます。 [caption id="attachment_410" align="alignnone" width="510"]apple-juice-1055331__340 出典:https://pixabay.com[/caption] [caption id="attachment_409" align="alignnone" width="272"]cow-44720__180 出典:https://pixabay.com[/caption]

練習後のスナック菓子もNG×

また、練習後に小腹がすいたといって、カップラーメンやスナック菓子を食べたりしていませんか? これらはカロリーがとれても、肝心の栄養素がとれず、体脂肪の増加につながることはもちろんのこと、骨を強化するカルシウムの吸収がおちてしまうのです。 このカルシウムが不足するとイライラしやすくなり、勉強時の集中力にも影響がでかねません。さらには足がつるなどの痙攣(けいれん)がおこりやすくなります。 [caption id="attachment_408" align="alignnone" width="270"]french-fries-1141463__180 出典:https://pixabay.com[/caption]

頑張って練習した時こと体にいいものを補給しましょう!

スポーツがうまくなるために、スポーツに限らず本番に向けてコンディションを整えるためには、どんな食べ方をすればいいのか。身近なところからすぐに実践できることもたくさんあります! まずは吸収が良いタイミングで、体に必要なものを取り入れて、せっかくの努力を無駄にしないように意識しましょう! [caption id="attachment_406" align="alignnone" width="700"]breakfast-926492_960_720 出典:https://pixabay.com[/caption] 文◎東京健康科学専門学校 川端理香 profile 管理栄養士。東京健康科学専門学校で講師を務める。元日本オリンピック委員会強化スタッフ。アテネ・北京オリンピックにて、北島康介や全日本男女バレーボールチームをサポート。現在も、プロスポーツ選手への栄養指導や、チームに対して栄養指導を行っている。
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