
1977年よりポーランドを拠点に活躍する、ピアニスト小林倫子のCD5種をお買い求めいただけます。
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【ラインナップ】
PADEREWSKI utwory fortepianowe/piano works
作曲家・ピアニストとして活躍したパデレフスキは、新生ポーランドの初代首相でもありました。1988年、小林倫子がLPで「パデレフスキ曲集」をリリースした当時、ポーランドは共産主義政権下にあり、作品は公に演奏されることもなく、楽譜すら国内では入手困難な状況でした。アメリカから楽譜を取り寄せて行われた本録音は、第二次世界大戦後初めての記録となります。
本CDには、LPでの収録曲に加えて新たに数曲が追加されています。「メヌエット」のように広く知られる名曲だけでなく、しっとりした美しい曲や、ポーランドの山岳地方の民俗音楽に基づく作品など、さまざまな魅力を楽しめます。
【収録】
1. krakowiak fantastyczny H-dur / Cracovienne fantastic in B major, Op.14 No.6
2. Nokturn B-dur /Nocturne in B flat major, Op.16 No.4
3. Menuet G-dur / Minuet in G major, Op.14 No.1
4. Melodia Ges-dur / Melody in G flat major, Op.16 No.2
5. Sarabanda h-moll/ Saraband in B minor, Op.14 No.2
6. Introdukcja i Toccata D-moll / Introduction and Toccata in D minor, Op.6
7. Wariacje i fuga a-moll / Variations and Fugue in A minor, Op.11
Album tatrzanskie / Tatra Album, Op.12
8. Allegro con brio (W murowanej piwnicy)
9. Andantino molto espressivo (Dziewczyno, kocham cie)
10.Allegro con moto (Za gorami, za lasami)
11.Allegro maestoso (Hej, idem w las)
12.Allegretto
13.Allegro ma non troppo
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Hommage a Chopin
Hommage a Chopin(ショパンへのオマージュ)は、ショパンの作品をテーマに各国の作曲家が寄せたオマージュ集です。録音当時、ほとんどが世界初録音となった珍しい楽曲ばかりで、アレクサンデル・ミハウォスキによる〈子犬のワルツ〉をテーマとしたパラフレーズや、バラキレフによるショパン〈ピアノ協奏曲第1番ホ短調〉第2楽章のピアノソロ編曲は特に聴きどころです。さらにカルクブレンナーのヴァリエーション、シューマン、カセッラ、フランク、ヴィラ・ロボスらの多彩な作品も納められ、多彩な1枚となっています。
【収録】
1. Fryderyk Kalkbrenner : Wariacje op.120 na temat Mazurka B-dur op. 7 nr 1 Chopina
2. Robert Schumann : Wariacje na temat Nokturnu g-moll op. 15 nr 3 Chopina
3. Cesar Franck : Fantazja A-dur na tematy polskie, op. 15
4. Alfredo Casella : Dwa kontrasy. Hommage a Chopin op. 31: 1. Grazioso, 2. Antigrazioso
5. Aleksander Michalowski : Parafraza na temat Walca Des-dur op.64 nr 1 Chopina
6. Fryderyk Chopin - Mili Balakiriew : Romanza. Largbetto z I Koncertu fortepianowego e-moll op.11
7. Heitor Villa-Lobos : Hommage a Chopin, Paris 1949: 1. Nokturn, 2. Ballada
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CHOPIN nokturny/nocturnes (complete)
ワーナーミュージックポーランドに入ったポルスキエ・ナグラニアから9月に発売されるや、「こんなに美しいノクターンはショパンコンクールでも聴いたことがない」、「魂を揺さぶられるような感動」、「聴いてるうちに涙が止まらなくなった」などの賛辞が贈られている。
「ノクターンはいつもプログラムに入れていますが、もっと深く弾き込んで録音したいと思っていました。私にとってピアノを弾くのは神への祈りですので、タイトルは《祈り》としましたが、ショパンも信仰を持ち続け、最後はジョルジュ・サンドとの非婚を後悔して回心しました。私の心と魂を込めたCDです。お聴き頂ければ幸いです。」 小林倫子
【曲目】
《CD1》
Op.9
1.Nokturn b-moll / Nocturne in B-flat minor Op.9 No.1
2.Nokturn Es-dur / Nocturne in E-flat major Op.9 No.2
3.Nokturn H-dur / Nocturne in B major Op.9 No.3
Op.15
4.Nokturn F-dur / Nocturne in F major Op.15 No.1
5.Nokturn Fis-dur / Nocturne in F-sharp major Op.15 No.2
6.Nokturn g-moll / Nocturne in G minor Op.15 No.3
Op.27
7.Nokturn cis-moll / Nocturne in C-sharp minor Op.27 No.1
8.Nokturn Des-dur / Nocturne in D-flat major Op.27 No.2
Op.32
9.Nokturn H-dur / Nocturne in B major Op.32 No.1
10.Nokturn As-dur / Nocturne in A-flat major Op.32 No.2
《CD2》
Op.37
1.Nokturn g-moll / Nocturne in G minor Op.37 No.1
2.Nokturn G-dur / Nocturne in G major Op.37 No.2
Op.48
3.Nokturn c-moll / Nocturne in C minor Op.48 No.1
4.Nokturn fis-moll / Nocturne in F-sharp minor Op.48 No.2
Op.55
5.Nokturn f-moll / Nocturne in F minor Op.55 No.1
6.Nokturn Es-dur / Nocturne in E-flat major Op.55 No.2
Op.62
7.Nokturn H-dur / Nocturne in B major Op.62 No.1
8.Nokturn E-dur / Nocturne in E major Op.62 No.2
Op.72
9.Nokturn e-moll / Nocturne in E minor Op.72 No.1
Op.posth.
10.Nokturn c-moll / Nocturne in C minor (1847?)
11.Nokturn cis-moll / Nocturne in C-sharp minor
Lento con gran espressione - 1830
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CHOPIN Mazurkas~Yearning 郷愁 Tęsknota
Warner Music Poland からリリースされた全マズルカ集〈Yearning 郷愁 Tęsknota〉。収録曲の並びはショパンの作曲順となっており、遺作の作品グループから始まる。リーフレットでは音楽評論家ヤン・ポピス氏が「最高の賞賛に値するこの演奏は、ショパンのマズルカの発展の軌跡を示すものであり、また彼の作曲スタイルの独創性を示すものである」と批評している。
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愛・Love・Miłość
●批評
アダム・ハラシェヴィチ(第5回ショパンコンクール優勝者)
「私は小林倫子の最新盤に大変感銘を受けました。3曲ともすばらしいのですが、特にラフマニノフのソナタ第2番は、天性の情熱的なテンペラメントとすばらしいテクニックを駆使した、圧巻のフィナーレの3楽章はもちろんのこと、私が最も感銘したのは2楽章で、しっとりとした美しい音色に魅了されながら、彼女にしか表現できないであろう清澄で深遠な世界に導かれていったのです。多くの方々がこのCDを聴かれますよう推薦いたします。」
ヤン・ポピス(音楽評論家)
「最新のアルバムで、異なる3様式のピアノ音楽の傑作―天国的な高みに聴く者を引き上げてくれるフォーレのバラード、「嘆きの歌」と呼ばれる哀切な旋律の部分と終楽章の歓喜に満ちたフーガで心を深く揺り動かすベートーヴェンのソナタ第31番、それに、男性をも凌ぐダイナミックな迫力とヴィルトゥオーゾの技術で私が今までに聴いたうちで最も感動したラフマニノフのソナタ第2番―を弾いた小林倫子は、円熟した多才なピアニストであることを証明した。」
【収録曲】
フォーレ:バラード Op.19
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 Op.110
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番 Op.36
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