ヴィタリ
~人生って不思議なものですね~
ヴィタリ・ユシュマノフ/戸ノ下 達也 著
■B6判/210ページ
■定価:本体2,200円+税
■ISBN 978-4-907121-28-0
”日本のうた”に魅了されたロシア人歌手
サンクトペテルブルクで生まれ、ロシアとドイツで声楽を学んだバリトンのヴィタリ・ユシュマノフ。2013年から、日本を拠点にオペラや歌曲の演奏で活躍している。
ヴィタリは、美空ひばりの演奏を聴いて日本に惹かれた。独学で日本語を学び、ジャンルを超えたにほんの「うた」の演奏や録音を、活動のひとつの軸に据えている。
本書では、ヴィタリ自身が語るこれまでの足跡と、日本の「うた」への思いを、日本の「うた」の歴史に引き寄せたコラムで補完した。ヴィタリの音楽への愛情と、日本の「うた」の演奏と歴史をとらえ直す試みである。
もくじ
プロローグ
Ⅰ.音楽へのこころざし
Ⅱ.来日後の足跡
Ⅲ.歌詞に込められた物語
Ⅳ.ヴィタリの笑顔
おわりに