
自由な音楽表現をするための第一歩
基本的テクニックをしっかりマスター
ピアノ演奏は心や音楽表現が大事といわれます。確かにそうですが、実際には合理的でない奏法で無理な力が入ったまま長時間練習を続けたり、難しい曲を弾くなど、基本的なことがきちんとマスターできていない学習者が多く見受けられます。
これではどんなに努力しても変なクセがつくだけで、間違った奏法ではさらなる技術の進歩や自由な音楽表現は望めないでしょう。
本書は音楽大学の助教授で数多くのコンクールの審査員をつとめ指導経験豊富な著者が、ピアノが無駄なく上達する近道をテクニックを中心に写真や譜例を使ってわかりやすく教えます。
チェルニーを始めた中学生から音大生、指導者までぜひ読んでいただきたい1冊です。