女声合唱組曲“レヴィンの系譜”よりまだ見ぬ季節

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表紙

女声合唱組曲
“レヴィンの系譜”より

まだ見ぬ季節

高木昌宣 作詞  小田博之 作曲

A4判/32ページ
定価(本体1,000円+税) 
ISBN 978-4-88364-340-0


まえがき


《交通事故——26歳の青年遺した優しい心の詩》











 2006年1月のある朝、玄関のチャイムが鳴って扉をあけると北鎌倉女子学園の宮沢文恵校長(当時)が立っておられました。私は既に8年前に43年間勤務したこの学園を定年退職していましたので、何事かしらと思いお話を伺いますと「ちょっとご相談があって——と前置きされてから「実は先日、北鎌倉で“湧水ネットワーク”というNPO活動をしておられる、共同通信の野口稔さんが校長室にお見えになり、『同郷で知り合いの青年がバイクで出勤の途中、左折で倒れてきたトラックの下敷きになって26歳で亡くなられたのですが、遺品の整理をしていたらパソコンから彼の書き溜めたたくさんの詩が発見されたのです。そこで彼自身が使っていた《レヴィン》というハンドルネームから《レヴィンの系譜》と名付けた詩集を刊行したのです。国語がご専門の校長先生にぜひ読んでいただきたくて——」と一冊の本を置いていかれました。そのページを開いてみると心に響く美しい詩が並んでいたので、音楽科主任で作曲がご専門の小田博之先生に『この美しい詩のどれか選んで作曲してくださいませんか?』とその本をお渡ししましたら、五つの詩を組み合わせてこんな女声合唱組曲が出来たのです。そこで、これを歌ってくださる合唱団がないかしらと思ってご相談にきたのです。」ということなのでした。
 早速楽譜を見せていただくと、優しい心情の溢れた高木昌宣さんの詩と柔らかな和音の上に流れるロマンティックなメロディが湧き出る小田博之氏の音楽が、まるで幼友達のように親しく自然に融合して語りかけてくるのです。
 その瞬間ひらめいたのは、半年後の7月21日に横浜みなとみらい小ホールで開催予定のクール百音(もね)コンサートの曲目があと1ステージ分不足で迷い決めかねていたことでした。私は即座に宮沢校長にお答えしました。
「この曲を《クール百音第二回コンサート》で初演させていただきます!」

 こうしてこの「まだ見ぬ季節」は合唱界にデビューしました。高木昌宣さん26歳の悲しい出来事と共に——
                                            
  
                                           声楽家・合唱指揮者 児島百代

 

目次

    I.  桜の花

   II. 隠恋慕
  
   III. 悲しみの雨の中で

   IV. まだ見ぬ季節
 
  V.  振り返れば…



 初演
 クール百音 第2回コンサート
 2006年7月21日(金)
 みなとみらい小ホール
 指揮:児島百代
 ピアノ:田中久美
 合唱:クール百音

 

 

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