「メサイア」ハンドブック〜演奏者・鑑賞者のために

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「メサイア」ハンドブック〜演奏者・鑑賞者のために

『水上の音楽』『調子のよい鍛冶屋』『オンブラマイフ』『ハレルヤコーラス』などヘンデルの作品は誰でも一度は耳にしたことがあるでしょう。ヘンデ ルの曲は日本でもジャンルを問わず広く親しまれていますが、ヘンデルが生涯をかけて取り組んだのは、器楽曲よりも声楽曲、それもオペラやオラトリオといっ た劇場作品でした。


『メサイア』は1742年の初演時に熱狂的な人気を博し、ヘンデルの死後もその人気は衰えることなく国境を越え て諸国へ拡がっていきました。ベートーヴェンは『メサイア』を絶賛し、ハイドンは『メサイア』を目指して『天地創造』をつくり、モーツァルトはオーケスト ラ用に編曲するなどしています。
『メサイア』は現代に至るもさまざまな合唱団にとりあげられています。ヘンデル特有の美しい旋律、躍動感あふれるリズム、ドラマティックな展開は、時代や文化を超越して人々の心を揺さぶるパワーに満ちています。


メサイア=救世主というテーマはキリスト教の根幹をなす概念でもあります。本書は歌詞の詳細な解説や発音のポイントなど歌唱のテクニックのみならず、作曲者ヘンデルや作詞者ジェネンズの時代の枠を超えた天才性、キリスト教文化についても深い知見を与えてくれます。

 

「メサイア」ハンドブック〜演奏者・鑑賞者のために

ISBN 978-4-88364-091-4
B5判/並製/134ページ 定価:1470円(本体1400円+税)
三ケ尻 正(みかじり ただし)著

 
 
〜もくじより
Ⅰ 序章:ヘンデルの生涯と「メサイア」
Ⅱ 「メサイア」のテキストとその英語
Ⅲ 「メサイア」の英語の文法
  ①3人称単数現在の-th(-eth) 現代では-s(-es) ②「あなた」(単数)thou/「あなたがた」(複数)ye ③“thou”が主語のときの動詞の語尾変化 ④命令法 ⑤現在完了形 ⑥聖書ならではの取り決め ⑦省略形(メサイアには出てこない点)
Ⅳ 「メサイア」の英語の語彙
Ⅴ 「メサイア」の英語の発音
  ⅰ発音一般について ⅱ発音の原則 ①“r”の発音 ②語尾の中の“e” ③曖昧母音の長母音について
Ⅵ 「メサイア」全曲の歌詞解説(概要)
  歌詞解説の概要/メサイア歌詞について/歌詞日本語訳について/聖書と「メサイア」   /発音の表記について/歌詞解説に使用した版
Ⅶ 「メサイア」全曲の歌詞解説(本文)
  序文/第1部/第2部/第3部
資料①年代別・楽譜別に見た「メサイア」構成上の差異要点
資料②「メサイア」楽曲上の主な相違点と選択肢
参考①「メサイア」という題名について
参考②「メサイア」とミサ曲
参考③ジェネンズと「メサイア」